徒然なるままにいろぬり

Warhammer、始めました

第一次ゴッズゲート・クルセイド参戦記-Episode2『殲滅』-

2/18(土)、ウォーハンマーストア神戸三ノ宮店のクルセイドキャンペーンに参戦してきました。お相手は、前の週に私の時間の都合で2T目までしか遊べなかった、CSMのプレイヤーの方です。今回は時間に余裕があったので、クルセイドの設定周りを話し合いながらゆるりとゲームができました(のんびりし過ぎて、結局ストア休憩時間のギリギリまでかかってしまいましたが😅)。
今週ストアで用意いただいたシナリオは「暗殺任務」。防御側と攻撃側に分かれて、防御側は自軍からキャラクターを1人選びます。防御側はこのキャラクターで、
・相手の兵を撃破する。
・最後まで守り通す。
といった行動でポイントが入り、一方攻撃側は、
・このキャラクターに傷を負わせる。
・このキャラクターを撃破する。
といった行動でポイントが入るルールです。ダイスロールでお相手CSM側が防御側、私グレイナイト側が攻撃側でゲームスタートです!

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今回もゲームを受けてのショートストーリーと、バトルレポートの2本立てで綴っていきます!

(1)Episode2『殲滅』
"キラキラ⭐︎ユニコーンプリンセス"の"猛き"アンヴィルを見事に退けた"閃光のローデンツィア"だが、直後に謎のCSM部隊から襲撃を受けてしまう。臨時指揮官バレットは、部隊の立て直しを最優先と判断して一時退却を判断したが…。グレイナイトにとって存在の完全秘匿は至上任務である。一度でも戦場でまみえた相手は必ず殲滅しなければならない。
近隣宙域から情報収集した結果、謎のCSM部隊は"アバドン狂信者"と呼ばれる部隊である事が判明した。元々はただのカルティストの集まりであったが、特異的に強大な力を持って産まれた人物が現れ、彼を中心に一大勢力を築いているという。自らを"若き"アバドンと名乗る彼は、近年、噂を聞きつけたブラックレギオン兵団の支援を受けて武力を拡充しているようだ。
部隊の立て直しが完了した"閃光のローデンツィア"は工業惑星YY0218で強力な"歪み"のパワーを検知し、調査のためにある軍事施設を訪れる。そこでは抹殺すべき、"若き"アバドン率いる"アバドン狂信者"が破壊活動を行っていた…。
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『所詮は烏合の衆、指導者を失えば総崩れとなり殲滅も容易かろう』バレットの指揮で、サイキャノンを配備した"ヘッジホッグ"パーゲイション・スカッドによるワープ・スナイプ作戦が決行される。
パーゲイション・スカッドは"歪み"の力を借りて、本来届くはずのない超長距離射程に"若き"アバドンを捉える事に成功するが、着弾の瞬間、殺意を察知したハボック部隊によって阻まれてしまう。訓練された統率の取れた動き…どうやらこのハボック部隊だけはブラックレギオン直属兵らしい。
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激しい遠距離射撃の応酬の末、ハボックとパーゲイション・スカッドは互いに数を減らすが、決定打に欠けていた。膠着状態を打破すべく、バレットは"コヨーテ"ストライク・スカッドを招集し、更なるワープ・ストライクを決行した。
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"無限の門"の開門に成功し、ストライク・スカッドによるハボック急襲に成功するが…部隊を送り出し1人になったバレットを突然弾丸の嵐が襲う!なんと別働隊のカルティスト部隊が秘密裏に背後のアンテナ施設を制圧し、虎視眈々と襲撃のチャンスをうかがっていたのだ。彼らは非力なカルティストとはいえ、"若き"アバドンの旗揚げ前から行動を共にしてきた、悪友のようなものである。力こそ"若き"アバドンに劣れど、彼仕込みの巧妙なやり口でアンテナ施設を無傷で手に入れ、万全の体勢で襲撃を成功させたのだ。


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多方面戦闘の様相を呈し、互いが互いを支援する事もままならない中、戦闘は再び膠着状態に陥ってしまった…かのように見えた。"閃光のローデンツィア"最高戦力、"アンヴィルを退けし者"、"ワイルドボア"パラディンスカッドが戦場に到着するまでは。
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『"若き"アバドンの暗殺は手段であって目的ではない』、バレットは作戦開始前から"アバドン狂信者"の殲滅のみを考えていた。万が一にも生存者は残さない、そのために最も信頼のおけるパラディンスカッドは後詰として宙域待機を命じていたのだ。
"若き"アバドンとハボック部隊を狙うストライク・スカッド&パーゲイション・スカッド達の戦場、バレットを狙うカルティスト達の戦場、パラディン達は連携が取れていなかった2つの戦場のちょうど中央に舞い降りると、苛烈な射撃でカルティストを一掃した。さらにこれに勢いづいたストライク・スカッドとパーゲイション・スカッドにより、速やかにハボック残党と"若き"アバドンの撃退に成功したのであった。
戦場に静寂が訪れた。"アバドン狂信者"は殲滅されたのだ。幸いにも部隊に大きな損害はなく、皆が功労者のパラディン達の元に集まりつつあると…
「しーっ!皆さん、まだ静かにして下さいね」年若い声のパラディンが1人、まるで悪戯っ子のような口ぶりで皆を牽制すると、パラディン達はおもむろにネメシス・フォースハルバードを構え、一斉に廃墟に突き立てたのである。
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壁越しに小さな呻き声と呪詛の言葉が漏れ聞こえる。パラディン達は、開戦からずっと、廃墟に潜み、邪悪な祈祷の力で戦場を陰で操作していたダークアポストルの存在を見逃さなかったのだ。ハルバードにサイキック力が込められると、ダークアポストルは久遠の闇へと消えた…。

『ふぅ、ようやく次の作戦に集中できる』戦闘を終え、宇宙艦隊「マーマル・アーク」の第二艦橋で指揮を取るバレットは小さく溜息を漏らし、次の戦場へ向かうのであった…
〜to be continued〜

(2)バトルレポート
というわけで、クルセイドキャンペーン3戦目(実質2戦目ですが😅)、またまた勝利です!今のところ3戦3勝で、さらに思惑の敵殲滅も達成できているのでユニットが育つ育つ!特にパラディンは「暗殺任務」勝利特典の「戦闘特性」付与も適用したので、もうムッキムキです。(だだし、パワーレートが13なのでクルセイドポイントも2倍溜まってしまい、次戦のハンディキャップキツそう😅)
今回はお相手の方がまだゲームに慣れてなさそうな様子でしたので、私に一日の長がありました。その上さらにこちらのダイス目が走ってしまい、どちらかというと終始グレイナイト有利で進んでしまったゲームですが、早速振り返ります!

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さて、初期配置。お相手は"若き"アバドンことケイオスロードを暗殺対象に選んだので、初期配置中央6mv以内に配置が必要です。赤丸左から、ハボック、ケイオスロード、ダークアポストル、カルティストという配置になりました。最初、堂々とケイオスロードをド真ん中に配置して、さらに周りに閣下危ないを取れるような護衛も付けないという漢らしい配置をされており、(ジュルリ🤤、パーゲイションワープからのサイキャノン連発でイチコロや!)という自分の中の悪魔の囁きに惑わされましたが、そこは悪魔を抑えて(グレイナイトなので☺️)お節介ながら配置の危険性をお伝えしました。三ノ宮店店長さんのサポートもあって、ケイオスロードは良い具合に障害物の後ろに隠した配置となりました。こちらグレイナイト側は左からストライク・スカッド、ライブラリアン、パーゲイション・スカッド、という配置で、戦場が縦長でしたので足が遅いパラディンは自身のテレポート強襲能力で予備配置としました。

先攻後攻ロールでは私が先攻、早速1T目表です。
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いきなりケイオスロード狙撃、とはいきませんでしたが、ストライクとライブラリアンは建物影に隠しつつ、当初の計画通り"無限の門"でパーゲイションをハボックを狙える位置までワープさせます。そのままサイキャノンをブッパしましたが、移動後ヘビィでヒットロール-1の影響もあり、3体撃破に留まりました。
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さて、お相手1T目裏、暗殺対象の撃破を恐れてケイオスロードとハボックを後ろに下げますが、一方でカルティストでライブラリアンの裏取りを狙います(カルティストは耐3くらいしか前知識を持ってなかったので、もしやビックリパンチ的な攻撃を持っているのではと、少々ビビっておりました)。その後のハボックの射撃で、こちらのパーゲイションが2体撃破されます。移動してもヘビィ-1の影響受けない脚爪ずるい…
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2T目表、パーゲイションはヒットロール-1を嫌ってその場待機、ストライクは"無限の門"でワープさせて、ハボックを突撃レンジに収めます。パラディンをどこかに落としたいなと思っていたのですが、美味しい位置取りがなかなか難しそうだったので3T目に持ち越しました。射撃フェイズ、パーゲイションにサイウェポンの攻と貫通に+1の修正を与える策略を切ってケイオスロードにブッパしたところ…ダイス目が走りに走って、「暗殺任務」特殊ルールの痛くない防御も突破して撃破に成功します。しかし続く突撃フェイズ、ストライクのハボックへの突撃はリロール込みで失敗、戦場で棒立ちとなってしまいます。
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2T目裏、カルティスト達が颯爽とお立ち台に登り、ライブラリアン危うし!と思われましたが特にビックリパンチも無く、ターミネーターアーマーを着込んだライブラリアンのカッチカチ防御で豆鉄砲を阻みます(この辺りで、このカルティスト達は"若き"アバドンの地元の友達みたいなもんなんですっ!という面白設定を教えていただき、良い設定だなぁとナラティブプレイを楽しんでいました)。ハボックの射撃は不発に終わり、CSM側は雲行きが怪しくなりました。

3T目表、パラディンを2T目にすっ転んでいたストライクの横に落とし、ライブラリアン、ストライク、パラディンのストームボルターでカルティストを蜂の巣に、パーゲイションの射撃でハボックにトドメを刺します。さらに開戦から廃墟後で祈祷を振り続けていたダークアポストルにパラディンの突撃が成功し、無常な斬撃で幕引きとなりました。
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1戦目に何の活躍も無く1T目表で消し炭になったパーゲイション君が、大活躍を見せてくれました!グレイナイトのヘヴィ枠と言えばドレッドナイト…でも、なんだかこのちっこいキャノン持ちを使ってやりたいんや!の一心で仕上げたユニットなので、活躍が見れて感無量です。
対戦ありがとうございました!😊