徒然なるままにいろぬり

Warhammer、始めました

第一次ゴッズゲート・クルセイド参戦記-Episode0-

新年早々体調を崩し、楽しみにしていたゲーム会に行きそびれてしまって40k対戦に飢えている今日この頃…そんな欲求を満たしてくれる素敵なイベントが、私がウォーハンマーを始めたきっかけのお店、ウォーハンマーストア神戸三ノ宮店で開催されます。

その名も、
「第一次ゴッズゲート・クルセイド」!

ニューイヤーニューアーミーに絡めて12/24〜1/31の期間で40kの500ptアーミーを準備して、2月〜3月でクルセイドキャンペーンを楽しみましょう、と言う、創作モチベーション↑↑なイベントです。新しいアーミーを始めるのには丁度良いきっかけですし、何よりある程度定期的にゲームができるようなコミュニティでもない限り、遊ぶ事が難しいクルセイドキャンペーンが体験できるのはとても貴重な機会です。自分だけの部隊を作って対戦を通してドラマを紡ぐ…正直大好物な遊び方でしたが、私もこれまで中々遊ぶ機会がありませんでした。Twitterで開催を知ってこれ幸いと早速店舗に足を運び、コンパト購入&エントリーを済ませました。

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カニカス軍拡の合間に気分転換がてらにたまにペイントしていたグレイナイトをチョイス。ニューアーミーかと言われるとちょっとグレーな気もしましたが、数体塗った程度でゲームで遊んだ事も一度もないですし、まぁ許されるだろうと(本当は当時デスガードにお熱で、気合いを入れてコデックス込み込みでデスガードでの参戦を画策していましたが…奥さんがしっかりと私の積み状況を把握しており、お店で釘を刺されてしまいました😅)。
12/24の制作解禁日からせっせとコンパトを作り始め、お正月をフル活用して無事500ptバトルレディを達成しました。これが私のニューアーミーです!
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う〜ん、カッコいい!グレイナイトは1体1体が高ポイントなので、じっくり手をかけられるのが良いですね。私のメインアーミーのメカニカスでこれをやっていたら、たぶん心が死んでいます(笑)

さて、前置きが長くなりましたがここからが本題です。アーミーは無事に用意できました。しかしクルセイドはナラティブなゲーム、設定を作り込めば、面白さが何倍にも跳ね上がるはず!今回は私のグレイナイト・クルセイドアーミーの設定周りについて、

  1. ゴッズゲート・クルセイドとは?
  2. グレイナイトアーミー設定
  3. 設定の経緯
  4. ユニット紹介

の4本立てで綴っていきます!

(1)ゴッズゲート・クルセイドとは?
三ノ宮ストアにゴッズゲートの背景についてまとめた資料が置いてあるのですが、Twitterで公開されていたフリップボードのストーリーをざっくり噛み砕くとこんな感じです。

かつてゴッズゲート星域にて、"データヴォルト"と呼ばれる未知のレリックを奪い合う戦いがあった。見事にこれを勝ち取ったメカニカスのキルチームは、火星への帰路で消息を断ち"データヴォルト"は再び行方知らずとなってしまう。数多の勢力がこれを求めてゴッズゲート星域を訪れることとなったが、帝国はついに異勢力を掃討するクルセイドの発令する。

何だかわからないが貴重なモノがあって、それを求めてわらわらNot帝国勢力が湧いてきたので根絶やしにしようぜ!って感じですね!先日お店に行った時にゴッズゲート星域の生みの親の1人であるBastetさんに直接お話を聞く事ができたのですが、これらの背景はこれまで三ノ宮店で開催されていたクルセイドや、キルチームキャンペーンの結果に基づいて練られたストーリーとの事です。データヴォルトも当時のサウザンドサンのプレイヤーが良い結果を収めた事からサウザンドサンに因むレリックのようですし、ゲームの結果が世界構築に影響を与えるのはナラティブゲームならではですね。今回のクルセイド、私も少しでも爪痕を残せたらなと思い、おじさんになってすっかり萎んでしまった妄想力を振り絞って設定を考えてみました。

(2)グレイナイトアーミー設定
征戦軍名:
第五騎士団 "遺宝の護り手"
征戦支隊「閃光のローデンツィア」
設定:
衛星タイタン<予兆の間>にてゴッズゲート星域への「悪魔の侵攻」が警告された!帝国軍侵攻の影に隠れてたカルティスト達による、悪魔的儀式を憑代にティーンチ・デーモンプリンスが顕現するという。知らせを受けたナハムンド回廊に急行中の第五騎士団"遺宝の護り手"騎士団長モルヴァンスは、同行する同胞らから選りすぐり、カッパーソード支隊長(ブラザー・キャプテン)を中心とした征戦支隊「閃光のローデンツィア」を組織した。彼らは宇宙艦艇「マーマル・アーク」を与えられタイタンへと転進し、衛星軌道上で<英雄の間>からの聖騎士(パラディン)隊と合流ののち連続ワープでゴッズゲート星域へ急行する。だがしかし、最終ワープ工程で<歪み>から現実空間へと浮上する瞬間、第一艦橋が再びイレギュラーな<歪み>に包まれてしまった!「マーマル・アーク」は<歪み>を脱してゴッズゲート星域へ到着したが、その第一艦橋部は艦橋で指揮を取っていた支隊長と精神感応官たちごと失われていたのであった…
司書官(ライブラリアン)のジャンガリアン卿の働きで部隊が再編され任務継続の目処はついたが、精神感応官を失いタイタンとの通信が断絶された一行は、具体的な作戦目標も分からず途方に暮れてしまう。そんな折、<予兆の間>から発信された<あらかじめ定められた命令書>が征戦支隊の前に出現する。
  "命令はただ一つ、見敵必殺"
予見されなかった第一艦橋への襲撃…存在の秘匿を重視するグレイナイトに似つかわしくない命令…"何かがおかしい"…得体の知れない不安を感じつつ、ジャンガリアン一行は策謀と暴力が渦巻くゴッズゲート・クルセイドへと身を投じるのであった。
〜to be continued〜

(3)設定の経緯
いや〜、疲れました!この2〜3日の間、ビルドもペイントもせずひたすらコデックスを読み続けて、妄想に妄想を重ねておりました😅じっくり考えたおかげで、それなりに満足な動機づけが出来たかなと思います。さて、これらの設定はゴッズゲート星域の背景に基づいて考案したのは勿論なのですが、もう一つ、私の思い入れのあるミニチュアのバックボーンを上手く絡めたいなという思いがありました。そのミニチュアというのがこれです!
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Dawn Crown 2022に出展した「✟PRESERVERS✟」という作品です。本選では全く日の目を浴びる事はありせんでしたが、作品を提出した「ボードゲームのお店Schatzi」さんでお客さんから票を頂き、なんとシャッツィ店舗賞 銅賞をいただくことができました!こんなに純粋に嬉しい事は久々でしたので、思い入れ深いミニチュアとなりました。
今回このドレッドノートをクルセイドに絡めるのに当たってのポイントは、

  • 第五騎士団であること(元々第五騎士団専用の、ドレッドノートを強化する策略が好みだったのでゲームの実利を兼ねて作ったミニチュアです。エンブレムも第五騎士団仕様!)。
  • "銅"に関係すること。
  • 歴戦の勇者が何かしらの理由で傷を負い、ドレッドノート化されること(元々のドレッドノートの設定通り)
  • クルセイド開始時点にはアーミーに加えず、遅れてやってくること(このミニチュアは現在シャッツィさんで絶賛展示いただいている最中のため☺️)

あたりでした。
第五騎士団出身のカッパーソード(銅剣)支隊長、クルセイド直前に不慮の事故に見舞われて(負傷)、<歪み>に囚われてしまう(遅れてやってくる)。といった具合です。
気をつけた点は、あくまで主人公はゲームでHQを勤めるライブラリアンのジャンガリアン卿であるという点です。彼や彼の部下についての設定はなるべくガチガチに決めない方針としました。設定はクルセイドのゲームを通して、サイコロの目が紡いでくれるはずですので…。思い入れのあるカッパーソード卿は、どちらかと言うと舞台装置的なの役割ですね。

(4)ユニット紹介
最後に「閃光のローデンツィア」のユニット紹介です。各ユニットで選択したサイキック能力や武器がキャラ付に役立ってくれそうな気がしているので残しておこうかと。

①HQ:ブラザーフッド・ライブラリアン
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クルセイドのトップを務める、司書官"バレット・ジャンガリアン"卿です。ライブラリアンはキャラクター専用サイキックから2種類を選択できますが、ユニットをワープさせるサイキックと、敵ユニットを指定してそのユニットへの味方の攻撃を強化するサイキックの2つを選択予定です。どちらも味方をサポートする能力なので、部下の管理で大忙しな中間管理職的なキャラ付けとしようかなと妄想中です。また、HQだけは武器に何かしら二つ名を付けておこうと思い、右手のストームボルターは"ローデント=バイト"と命名しました。(三ノ宮ストア店長から、「名前を付けておくとゲームで倒した強敵やユニット数などの功績次第で、その武器をレリック的に扱うナラティブプレイが楽しめますよ」という素敵なアドバイスを貰いました)

②トループ:ストライク・スカッド
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5人全員ソード(攻5、貫通-3、ダメージ2)を装備した、絶対マリーン殺すマンです。トループはこの1ユニットのみなので、少々目標確保に不安が残ります。

③エリート:パラディンスカッド

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ターミネーターアーマーはどの戦団もカッコいいですが、個人的にはグレイナイトがぶっちぎりでカッコいい!悪役顔が痺れますね。写真の1番左のミニチュアが特にポージングが上手く決まり、お気に入りです。3人にハルバード(攻6、貫通-2、ダメージ2)を装備して、グラヴィスアーマーまでは気軽に殴りに行けそうです。1体だけ対大物に困った時のお守りとしてデーモンハンマー(攻8、貫通-2、ダメージ3)を持たせていています。余談ですが、パラディンは騎士団のキーワードを持ちません。彼らは各騎士団ではなく、<英雄の間>に所属する聖騎士で、各騎士団の要請に応じて派遣される助っ人的な存在です。このあたりもクルセイドの物語に上手く影響してくれたらなと思っています(ゲームで大活躍してくれた場合は献身的に助けてくれる仲間、反対にまるで活躍無しの場合は腹に一物抱えたスパイ、といったような)。

④ヘヴィサポート:パーゲイション・スカッド
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グレイナイトのヘヴィ枠と言えばドレッドナイトですが、今回は500ptスタートのゲームという事だったので投入すると流石に大味なゲームになってしまいそうでした。とは言え火力は欲しいと、サイキャノン4本にジャスティカールには杖を持たせて投入です。サイキャノンは2ダメ武器ですが、ライブラリアンのサイキックでダメージ+1にできるので瞬間火力に期待できます。遠距離から撃ち続けのが仕事で自分から白兵は仕掛けないので、ジャスティカールの武器は火力よりも策略のスペセ付与を優先して杖を選択しました。

番外編 エリート:ドレッドノート
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支隊長に任命されましたが、開幕いきなり行方不明の"キンクマ・カッパーソード"卿です(写真はシャッツィさんで飾ってもらっているところ)。このユニットは初期ロスターに含めておらず、クルセイド期間中にもしシャッツィさんから帰って来れば参戦させるのもありかなと思っています。スペック的には右手にマルチメルタ、左手にヘヴィフレイマーを持たせた近距離戦仕様です。第五騎士団の固有策略はドレッドノートに対して

  • 移動を6mv→8mv
  • 突撃ロールをリロール可能
  • 突撃していたら白兵ダメージ+1

という強化を与える事ができるので、武器と合わせて近距離では無類の強さを発揮してくれるはずです。ちなみに、普通のドレッドノートのキットにはマルチメルタが入っていません。Bastetさんからミリタルムの戦車用?マルチメルタを譲り受け、キットバッシュしています。

 

妄想増し増しでお送りしたEpisode0でしたが、出来ればシリーズ化して、ゲーム毎の記録を残していきたいなと思っています。とはいえストアに行けるのは土日くらいで、さらに2月はありがたい事にゲーム会の予定もいくつかあるので、はたしてどれだけクルセイドゲームできるものか…こんなに準備を頑張ったのだから、少なくとも4、5回くらいは遊びたいものです😅