ユニット性能の評価について
今日はユニット性能について、自分なりの評価の仕方を整理します。…と、偉そうにスタートを切りましたが、私自身は40kもAOSもゲームをした事が無い、それどころか誰かとウォーハンマーについて語り合ったことすらない、ズブの素人!\(^o^)/
とはいえ、アーミーの編成を考える上で、ユニットがどのような強さを持っているかは把握しておきたいものです。各ユニットのパラメータや武器性能は各陣営のコデックスから知ることはできますが、WS +3やらSv +4やら数字の羅列を見ても素人にはパッと見でなんのこっちゃわかりません^^;
そこで、ユニットの強さを自分なりに定量評価して、強さのイメージがなんとなく湧くようにしています。(このブログを始めたのも、こういった評価の記録を残して、後から見返せるといいなと思ってのところがあります)
さて、具体的な評価方法ですが、40k世界で最もベーシックなユニットと思われる、Space Marine Tactical Squadを基準に物事を考えます。評価するユニットの攻撃性能は「1体あたり何体のTactical Squadを倒す能力があるか」を、防御性能は「1体を倒すのに何体のTactical Squadが必要になるか」を、それぞれ想定して期待値を算出し、この比較でユニットどうしを相対評価します。計算に使用したパラメータや式を事細かに書いて、この正誤を多くの目で検算してもらいたい気持ちもありますが、コデックスのパラメータを記載するのは著作権で問題ありそうな気もするので避けます^^; 最終的な結果のみを記載していきたいと思います。(なので、全て私の勘違い&計算違いの可能性が多分にあります…)
さっそく一例です。Tactical Squadを基準にするのだから、まずはTactical Squadの性能を評価しないわけにはいきません。
Tactical Squad
https://www.games-workshop.com/en-US/Space-Marine-Tactical-Squad-2020
Tactical Squad+Boltgun
Range | 最大値 | 期待値 | pt効率 | 耐久力 |
12 | 1x2 | 0.11 | 0.62 |
9 |
ボルトガンを装備した時の性能はこんな感じです。各項目は以下のように定義しています。
Range:最大火力を発揮できる距離
最大値:全弾有効時のダメージ×弾数
期待値:Tactical Squadを倒せる人数の期待値
pt効率:100ptあたりで倒せる人数の期待値
耐久力:このユニット1体を倒すのに必要なTactical Squad数
…本当だろうか?10体で一斉射撃して1体倒せる程度の期待値?うーん、ゲームやった事無いので体感とどの程度解離があるのかよくわかりません!まぁ細かい計算ミスってたとしても、一定の手法で評価すればある程度の相対評価はできるはずだ、と自分に言い聞かせて先に進めます。
次は私が軍拡中のメカニクスから、Skitarii Rangersです。
Skitarii Rangers
https://www.games-workshop.com/en-US/Skitarii-Rangers-2017
Skitarii Rangers+Galvanic rifle
Range | 最大値 | 期待値 | pt効率 | 耐久力 |
15 | 1x2 | 0.12 | 1.34 | 2.25 |
ガルバニックライフル装備時の性能です。武器の仕様がTactical Squadとほぼ同様なのに期待値が若干良いのは、リロール効果も加味しているからです。特筆すべきはpt効率で、Tactical Squadの倍以上の数値です。一方で耐久力は1/4と貧弱なので、よく言われるように高火力紙耐久力な性能ですね。「撃たれる前に撃つ」が重要なので、射撃で前線をコントロールする感じでしょうか。…メカニクス軍拡中ですが、初心者向きではなさそうですね^^;
もう1ユニット、Skitarii RangersとコンパチのSkitarii Vanguardについても評価してみます。スタートコレクティングを購入して、いざ組み立てよう!と開封した矢先にコンパチである事に気が付いて、どちらで組むか頭を悩ませたものです。組み立て時はざっくりSkitarii Rangersが長距離ユニット、Skitarii Vanguardが中距離ユニット、といったイメージで決めましたが、果たしてパラメータ比較するとどうなるか…
Skitarii Vanguard
https://www.games-workshop.com/en-US/Skitarii-Vanguard-2017
Skitarii Vanguard+Radium carbine
Range | 最大値 | 期待値 | pt効率 | 耐久力 |
18 | 1x3 | 0.13 | 1.44 | 2.25 |
火力は若干高め、といったところですが、ガルバニックライフルがラピッド、ラジウムカービンがアサルトなので、イメージ通りSkitarii Rangersは長距離、Skitarii Vanguardは中距離で力を発揮できそうです。ただ、色々な人のバトルレポートを見ていると実際のゲームは早々に接近戦にもつれ込むのが常の様子なので、長距離の強みが生かされる場面は少ないのかもしれませんね。スタートコレクティングからスタートして500ptでアーミー編成する場合、Skitarii Rangers×5体、Skitarii Vanguard×10体での編成を推奨するコメントを見かけた事がありますが、こういった理由だったのかもしれません。
やはり数値で比較できると、色々と見えて来るモノがあり良いですね。ただし、こうやって積み重ねた机上検討が、実際どれほど役立つものなのかわかりません。現実は無情で、机上検討など吹き飛ばされてしまうのかもしれませんが、その経験をフィードバックして考察を深める事もまた楽しいのかなと思います。
今日のところはこの辺りで終わりにして、次回はこの評価手法で、現在製作中のSerberys RaidersとSerberys Sulphurhoundsについて整理します。3体で¥8,300もするミニチュアなので、しっかり分析して充分納得した上でビルドしたいものです☺️