徒然なるままにいろぬり

Warhammer、始めました

第一次ゴッズゲート・クルセイド参戦記-Episode3『鉄塊』-

2/26(日)、ウォーハンマーストア神戸三ノ宮店のクルセイドキャンペーンに参戦してきました。お相手は、ゲームを最近始めたというミリタルムプレイヤーの方です。5ラウンド目までもつれ込む長期戦でしたが、開店すぐにゲームをスタート出来たのでゆったりとルールを確認しながら遊べました。
今週のゲームはシナリオを自由に決めて良いとの事だったので、ミリタルムらしいゲームができるように、目標確保のある「暗殺任務」を選択しました。帝国どうしの戦いなので、物資争奪や暗殺よりは演習感あるシナリオで、ナラティブ的にも良い選択だったかなと思います。バランス良くテレインが配置されたフィールドを用意いただいていたので、しっかりとテレインルールの認識合わせをしてゲームスタートです!
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今回もゲームを受けてのショートストーリーと、バトルレポートの2本立てで綴っていきます!

(1)Episode3『鉄塊』
ゴッズゲート星域辺境惑星ZZ0226は、かつて度重なるゼノの襲撃を受け、壊滅状況にある。しかしまだ辛うじて帝国の影響下にあり、崩壊した都市群は帝国軍にとって格好の軍事演習場となっていた。
"ケイディア第三十五重騎兵中隊B小隊"はこの地で帝国最新鋭の重戦車の試験運用を主務とする、実験部隊である。
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彼らは現在、混迷するゴッズゲート星域の戦況を変え得ると期待されている秘密兵器、"ドルン"の戦闘データを収集中である。帝国技術局はこれの早期実戦投入で版図の一新を期待しており、あらゆる手段を講じてデータの蓄積に尽力していた。そんな技術局の計らいで、今回、"ケイディア第三十五重騎兵中隊B小隊"はとあるスペースマリーン戦団の協力を取り付ける事に成功した。人智を超えた超人達との軍事演習は、"ドルン"をより強くする事であろう。彼らは演習へ向けて、粛々と準備を進めるのであった。
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"閃光のローデンツィア"はかねてより"ドルン"の開発動向に注目していた。その巨体を駆動する動力源に、人類のテクノロジーを超えた悪魔的な力の気配を察知していたからである。"ケイディア第三十五重騎兵中隊B小隊"とスペースマリーン戦団の軍事演習計画を傍受した指揮官のバレットは、スペースマリーン戦団になり代わって軍事演習に参加し、"ドルン"を実地調査する作戦を考案する。もし、ディーモンの関与が認められた場合は、B小隊全てを浄化せねばならない。バレットは、スペースマリーン戦団へは偽装工作を施して別星域へ向かわせつつ、自身は辺境惑星ZZ0226へ向かう。各部隊へは演習開始時間まで衛星軌道上で待機を命じ、B小隊との一才の接触を禁じた。グレイナイトは秘密組織であり、例え同じ帝国勢力であっても存在を知られてはならない。後に精神浄化を施して記憶消去をするとしても、接触は最小限に抑えるべきである。
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時間ギリギリまで姿を見せないスペースマリーン戦団に、今日はもしや演習中止か…とB小隊内でざわめきが起こり始める中、演習開始のアラームと同時に、鈍色の閃光が戦場に降り立った。不意を突かれたB小隊は慌しく戦支度を整え直そうとするが、息つく間もなく超長距離からのサイキャノン射撃が再起動中のセンチネルを貫く。さらに本部コマンド・スカッドの背後にストライク・スカッドが急襲し、ネメシスフォースソードの一太刀が小隊長を無力化する。
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戦況は"閃光のローデンツィア"の圧倒的有利で進んでいるようにみえた…しかし、ここでついにエンジンが臨界突破した、"ドルン"が動き出す。
"ドルン"のターレットが廻り、迫り来るストライク・スカッドに狙いを定め、ツイン・バトル・キャノンが放たれる。本来超長距離用の巨大な砲弾が地形ごとストライク・スカッドを吹き飛ばすと、これを皮切りに戦況は"ドルン"を中心に回り始める。"閃光のローデンツィア"の各隊は遮蔽物に隠れながら機会をうかがうことしか出来なかった。

しかし、ディーモンの関与を確認する為には、なんとしても'"ドルン"に取り付く必要があった。鉄塊の如き装甲は並の攻撃では歯が立たないため、バレットは最大火力を持つパラディンスカッドによる白兵作戦を決行する。パーゲイション・スカッドによるサイキャノンの援護射撃が道を切り開くと、パラディン達は"ドルン"へのテレポート・ストライクで決死の突撃を試みる。ネメシスデーモンハンマーの連撃が"ドルン"の装甲を貫き、駆動系を破壊する事に成功するが…"ドルン"は最後の足掻きとばかりに、ターレットをぐるりと回転させて砲身でパラディンを殴打し、そのままゼロ距離でバトルキャノンを発射する!
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鉄壁の守りを誇るパラディンとはいえ、主砲のゼロ距離射撃には耐えきれず全滅。白兵戦力を全て失い、大幅に戦力減となった"閃光のローデンツィア"だが、それは"ドルン"を失った"ケイディア第三十五重騎兵中隊B小隊"も同じ事だった。戦場に残ったパーゲイション・スカッドとケイディア・ショックトループが死力を尽くした射撃戦を繰り広げるが…。
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ショックトループは良く戦線を支えた。しかし、やはり人間と超人とでは力の差は歴然。「俺の位置に砲弾を落とせ!!」、そう叫び、最後の突撃を仕掛けた通信兵がサイキャノンの光に消えた…。

演習後、パラディン隊の戦闘データから、"ドルン"にかけられていたディーモン関与の嫌疑は晴れ、超出力の動力源は純然たる科学によるものと判明した。バレットはケイディア兵の勇気を評して、B小隊各員の記憶浄化は最小限に留め、宙域を後にするのであった…。
〜to be continued〜

(2)バトルレポート
というわけで、クルセイドキャンペーン第4戦目、パラディンが全滅するというハプニングはありましたが、勝利しました!今のところ負けなし…敗北を知りたい(たぶん、500ptの小規模戦ではサイキックの手数が凶悪なだけ😅)。
今回のお相手はまだミリタルムでゲームを始めたばかりのようで、専用策略もこれから勉強される様子でした。クルセイドポイント差分の関係で、お相手には4CPのアドバンテージがありましたが、中々CPを使える機会が無かった分、私のグレイナイト側の強化が輝き、勝利に導いたといった感じでしょうか。それではゲームを振り返ります!
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初期配置です。赤がミリタルムで、左からショックトループA、ショックトループB、(上)コマンドスカッド、(下)センチネル、ローガル・ドルンという配置。青がグレイナイトで、左から(上)ストライクスカッド、(下)ライブラリアン、パーゲイションスカッド、予備戦力にパラディンという配置となりました。ドルンを落とすのにはそれなりの火力が必要そうなので、まずはセンチネルをパーゲイションで落として戦力を削ぎたいと考えていました。ショックトループは…ワープストライクついでにストームボルダーばら撒けば何とかなるやろ…の精神です。

先攻後攻ロールの結果はお相手が先攻、1T目表のお相手の動きです。
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ドルンとショックトループAを向かって左側の目標物付近へ、センチネルを右側へ展開です。こちらグレイナイト側は兵数の少なさが功を奏してがっちりと遮蔽を取れていたため、移動だけで終了です。返しの1T目裏、私の動きです。
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首尾よくセンチネルが前に出てくれたので、パーゲイションは予定通りセンチネルを射線に収めるべく少し前進、ストライクスカッドはライブラリアン得意の"無限の門"でコマンドスカッドの後方へ。パーゲイションは移動ペナルティでヒットロールに不安がありましたが…クルセイドの成長ルールで1リロール能力を付けていた事が功を奏し、センチネルを撃破。さらにストライクはストームボルターでショックトループBを削りつつ、コマンドスカッドへ突撃成功して無慈悲な白兵でウォーロードを撃破。
ここまで調子良く攻撃を通し、逆にやり過ぎて若干心苦しく思い始めたところでしたが…完全に慢心でした😅
続く2T目、ドルンはパーゲイションの射線を切るように建物裏に移動。ストライクスカッドに狙いを定め…
攻撃回数2D6!攻8!貫通-3!3ダメージ!
エゲツない攻撃性能でストライクスカッド全滅!強い!
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残るショックトループが鉄砲玉をパーゲイションにばら撒きましたが、ほぼノーダメージに抑えました。返しの2T目裏、本命のパラディンをドルンに突撃できる位置に落としました。ストームボルターでショックトループを全滅させ、ドルンへの9mv突撃を成功、「我が腕よ鉄槌と化せ」込みの白兵がバシバシヒットして、流石のドルンを落としましたが…ここでドルンが「復讐の礼砲」を発動!(ここは発動可否に疑問がありましたが、その場は第三者判定で可となりました。しかし、どうやら不可が正解のようです。後日ご本人から教えていただきました☺️ドラマチックな展開になったので良しです!)退場前に、射撃5+で主砲を撃ち返してきます!
攻撃回数…7回!(ほぅ、やるじゃん)
ヒット数…6回成功!(え…?)
ウーンズロール…6回成功!(う、あ…(足が震える))
セービング(5+)…5回失敗!(う、うわぁぁぁ(イスから転げ落ちる))
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これまで全滅したことの無かったパラディンがついに全滅してしまいました \(^o^)/
面白展開に盛り上がりましたが…続くゲーム、お相手残る兵力はショックトループA、一方こちらはパーゲイションとライブラリアンが残っていましたので、こちらの有利は揺るがず、徐々に追い詰めます。
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3T目〜4T目は少ない兵どうしの追いかけっこが続き最終5T目、お相手の射撃終了後もパーゲイションは現在で、流石に終わりかな…というところでまた1つドラマが!残り3人になったショックトループが、まさかの突撃を仕掛けてきました!「俺の位置なら落とせ」という策略で通信機持ちの兵の周囲にダメージを与えられるようで、一矢報いる作戦です。…しかし、私の情け容赦のない警戒射撃のダイス目が走り、たどり着く前に全滅となりました。思いもよらない攻撃方法で、ミリタルム熱い!と感心しました☺️

クルセイドキャンペーン、これまで3名のプレイヤーとゲームしましたが、皆さんフルペイントで気合い入ってますね!戦場が映える映える!バトルレディ同士の対戦くらいはレポートを残そう!…と軽い気持ちで始めていましたが、結果、毎ゲーム記録中です😅昔書いたレポートを見返すのはとても楽しいので、先行投資と思ってしばらくこのスタイルを頑張ってみようかな。

第一次ゴッズゲート・クルセイド参戦記-Episode2『殲滅』-

2/18(土)、ウォーハンマーストア神戸三ノ宮店のクルセイドキャンペーンに参戦してきました。お相手は、前の週に私の時間の都合で2T目までしか遊べなかった、CSMのプレイヤーの方です。今回は時間に余裕があったので、クルセイドの設定周りを話し合いながらゆるりとゲームができました(のんびりし過ぎて、結局ストア休憩時間のギリギリまでかかってしまいましたが😅)。
今週ストアで用意いただいたシナリオは「暗殺任務」。防御側と攻撃側に分かれて、防御側は自軍からキャラクターを1人選びます。防御側はこのキャラクターで、
・相手の兵を撃破する。
・最後まで守り通す。
といった行動でポイントが入り、一方攻撃側は、
・このキャラクターに傷を負わせる。
・このキャラクターを撃破する。
といった行動でポイントが入るルールです。ダイスロールでお相手CSM側が防御側、私グレイナイト側が攻撃側でゲームスタートです!

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今回もゲームを受けてのショートストーリーと、バトルレポートの2本立てで綴っていきます!

(1)Episode2『殲滅』
"キラキラ⭐︎ユニコーンプリンセス"の"猛き"アンヴィルを見事に退けた"閃光のローデンツィア"だが、直後に謎のCSM部隊から襲撃を受けてしまう。臨時指揮官バレットは、部隊の立て直しを最優先と判断して一時退却を判断したが…。グレイナイトにとって存在の完全秘匿は至上任務である。一度でも戦場でまみえた相手は必ず殲滅しなければならない。
近隣宙域から情報収集した結果、謎のCSM部隊は"アバドン狂信者"と呼ばれる部隊である事が判明した。元々はただのカルティストの集まりであったが、特異的に強大な力を持って産まれた人物が現れ、彼を中心に一大勢力を築いているという。自らを"若き"アバドンと名乗る彼は、近年、噂を聞きつけたブラックレギオン兵団の支援を受けて武力を拡充しているようだ。
部隊の立て直しが完了した"閃光のローデンツィア"は工業惑星YY0218で強力な"歪み"のパワーを検知し、調査のためにある軍事施設を訪れる。そこでは抹殺すべき、"若き"アバドン率いる"アバドン狂信者"が破壊活動を行っていた…。
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『所詮は烏合の衆、指導者を失えば総崩れとなり殲滅も容易かろう』バレットの指揮で、サイキャノンを配備した"ヘッジホッグ"パーゲイション・スカッドによるワープ・スナイプ作戦が決行される。
パーゲイション・スカッドは"歪み"の力を借りて、本来届くはずのない超長距離射程に"若き"アバドンを捉える事に成功するが、着弾の瞬間、殺意を察知したハボック部隊によって阻まれてしまう。訓練された統率の取れた動き…どうやらこのハボック部隊だけはブラックレギオン直属兵らしい。
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激しい遠距離射撃の応酬の末、ハボックとパーゲイション・スカッドは互いに数を減らすが、決定打に欠けていた。膠着状態を打破すべく、バレットは"コヨーテ"ストライク・スカッドを招集し、更なるワープ・ストライクを決行した。
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"無限の門"の開門に成功し、ストライク・スカッドによるハボック急襲に成功するが…部隊を送り出し1人になったバレットを突然弾丸の嵐が襲う!なんと別働隊のカルティスト部隊が秘密裏に背後のアンテナ施設を制圧し、虎視眈々と襲撃のチャンスをうかがっていたのだ。彼らは非力なカルティストとはいえ、"若き"アバドンの旗揚げ前から行動を共にしてきた、悪友のようなものである。力こそ"若き"アバドンに劣れど、彼仕込みの巧妙なやり口でアンテナ施設を無傷で手に入れ、万全の体勢で襲撃を成功させたのだ。


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多方面戦闘の様相を呈し、互いが互いを支援する事もままならない中、戦闘は再び膠着状態に陥ってしまった…かのように見えた。"閃光のローデンツィア"最高戦力、"アンヴィルを退けし者"、"ワイルドボア"パラディンスカッドが戦場に到着するまでは。
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『"若き"アバドンの暗殺は手段であって目的ではない』、バレットは作戦開始前から"アバドン狂信者"の殲滅のみを考えていた。万が一にも生存者は残さない、そのために最も信頼のおけるパラディンスカッドは後詰として宙域待機を命じていたのだ。
"若き"アバドンとハボック部隊を狙うストライク・スカッド&パーゲイション・スカッド達の戦場、バレットを狙うカルティスト達の戦場、パラディン達は連携が取れていなかった2つの戦場のちょうど中央に舞い降りると、苛烈な射撃でカルティストを一掃した。さらにこれに勢いづいたストライク・スカッドとパーゲイション・スカッドにより、速やかにハボック残党と"若き"アバドンの撃退に成功したのであった。
戦場に静寂が訪れた。"アバドン狂信者"は殲滅されたのだ。幸いにも部隊に大きな損害はなく、皆が功労者のパラディン達の元に集まりつつあると…
「しーっ!皆さん、まだ静かにして下さいね」年若い声のパラディンが1人、まるで悪戯っ子のような口ぶりで皆を牽制すると、パラディン達はおもむろにネメシス・フォースハルバードを構え、一斉に廃墟に突き立てたのである。
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壁越しに小さな呻き声と呪詛の言葉が漏れ聞こえる。パラディン達は、開戦からずっと、廃墟に潜み、邪悪な祈祷の力で戦場を陰で操作していたダークアポストルの存在を見逃さなかったのだ。ハルバードにサイキック力が込められると、ダークアポストルは久遠の闇へと消えた…。

『ふぅ、ようやく次の作戦に集中できる』戦闘を終え、宇宙艦隊「マーマル・アーク」の第二艦橋で指揮を取るバレットは小さく溜息を漏らし、次の戦場へ向かうのであった…
〜to be continued〜

(2)バトルレポート
というわけで、クルセイドキャンペーン3戦目(実質2戦目ですが😅)、またまた勝利です!今のところ3戦3勝で、さらに思惑の敵殲滅も達成できているのでユニットが育つ育つ!特にパラディンは「暗殺任務」勝利特典の「戦闘特性」付与も適用したので、もうムッキムキです。(だだし、パワーレートが13なのでクルセイドポイントも2倍溜まってしまい、次戦のハンディキャップキツそう😅)
今回はお相手の方がまだゲームに慣れてなさそうな様子でしたので、私に一日の長がありました。その上さらにこちらのダイス目が走ってしまい、どちらかというと終始グレイナイト有利で進んでしまったゲームですが、早速振り返ります!

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さて、初期配置。お相手は"若き"アバドンことケイオスロードを暗殺対象に選んだので、初期配置中央6mv以内に配置が必要です。赤丸左から、ハボック、ケイオスロード、ダークアポストル、カルティストという配置になりました。最初、堂々とケイオスロードをド真ん中に配置して、さらに周りに閣下危ないを取れるような護衛も付けないという漢らしい配置をされており、(ジュルリ🤤、パーゲイションワープからのサイキャノン連発でイチコロや!)という自分の中の悪魔の囁きに惑わされましたが、そこは悪魔を抑えて(グレイナイトなので☺️)お節介ながら配置の危険性をお伝えしました。三ノ宮店店長さんのサポートもあって、ケイオスロードは良い具合に障害物の後ろに隠した配置となりました。こちらグレイナイト側は左からストライク・スカッド、ライブラリアン、パーゲイション・スカッド、という配置で、戦場が縦長でしたので足が遅いパラディンは自身のテレポート強襲能力で予備配置としました。

先攻後攻ロールでは私が先攻、早速1T目表です。
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いきなりケイオスロード狙撃、とはいきませんでしたが、ストライクとライブラリアンは建物影に隠しつつ、当初の計画通り"無限の門"でパーゲイションをハボックを狙える位置までワープさせます。そのままサイキャノンをブッパしましたが、移動後ヘビィでヒットロール-1の影響もあり、3体撃破に留まりました。
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さて、お相手1T目裏、暗殺対象の撃破を恐れてケイオスロードとハボックを後ろに下げますが、一方でカルティストでライブラリアンの裏取りを狙います(カルティストは耐3くらいしか前知識を持ってなかったので、もしやビックリパンチ的な攻撃を持っているのではと、少々ビビっておりました)。その後のハボックの射撃で、こちらのパーゲイションが2体撃破されます。移動してもヘビィ-1の影響受けない脚爪ずるい…
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2T目表、パーゲイションはヒットロール-1を嫌ってその場待機、ストライクは"無限の門"でワープさせて、ハボックを突撃レンジに収めます。パラディンをどこかに落としたいなと思っていたのですが、美味しい位置取りがなかなか難しそうだったので3T目に持ち越しました。射撃フェイズ、パーゲイションにサイウェポンの攻と貫通に+1の修正を与える策略を切ってケイオスロードにブッパしたところ…ダイス目が走りに走って、「暗殺任務」特殊ルールの痛くない防御も突破して撃破に成功します。しかし続く突撃フェイズ、ストライクのハボックへの突撃はリロール込みで失敗、戦場で棒立ちとなってしまいます。
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2T目裏、カルティスト達が颯爽とお立ち台に登り、ライブラリアン危うし!と思われましたが特にビックリパンチも無く、ターミネーターアーマーを着込んだライブラリアンのカッチカチ防御で豆鉄砲を阻みます(この辺りで、このカルティスト達は"若き"アバドンの地元の友達みたいなもんなんですっ!という面白設定を教えていただき、良い設定だなぁとナラティブプレイを楽しんでいました)。ハボックの射撃は不発に終わり、CSM側は雲行きが怪しくなりました。

3T目表、パラディンを2T目にすっ転んでいたストライクの横に落とし、ライブラリアン、ストライク、パラディンのストームボルターでカルティストを蜂の巣に、パーゲイションの射撃でハボックにトドメを刺します。さらに開戦から廃墟後で祈祷を振り続けていたダークアポストルにパラディンの突撃が成功し、無常な斬撃で幕引きとなりました。
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1戦目に何の活躍も無く1T目表で消し炭になったパーゲイション君が、大活躍を見せてくれました!グレイナイトのヘヴィ枠と言えばドレッドナイト…でも、なんだかこのちっこいキャノン持ちを使ってやりたいんや!の一心で仕上げたユニットなので、活躍が見れて感無量です。
対戦ありがとうございました!😊

第一次ゴッズゲート・クルセイド参戦記-Episode1『極彩』-

2/11(土)、ウォーハンマーストア神戸三ノ宮店のクルセイドキャンペーンに参戦してきました。2月1週目は残念ながら上手くマッチング出来なかったので、待望のゲーム。お相手はこれまで何度かマッチプレイで対戦させていただいている、魚介出汁しじみさん率いるヴォータン"キラキラ⭐︎ユニコーンプリンセス"閥族となりました。
しじみさんは40kのゲームを始めた時期こそ私と同時期ながら、様々なゲーム会に参加されて関西の大会でも結果を出されている猛者です。紳士的な立ち振る舞いとは裏腹にそのプレイスタイルはゴリゴリのアルファストライク、弾数の暴力で1T目から相手の戦意を刈り取る番外戦術を得意(私の経験に基づく主観)とします。内心ビビり散らしながらのゲームスタートです!

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今回はゲーム結果を受けてのショートストーリーと、バトルレポートの2本立ててで綴っていきます!

(1)Episode1『極彩』
"見敵必殺"、敵を見つけ次第、最大戦力をもって是を叩き潰す…ゴッズゲート・クルセイドにおいて、第五騎士団"遺宝の護り手""閃光のローデンツィア"征戦支隊に課せられた、唯一の命令である。臨時指揮官のバレット・ジャンガリアン卿と彼が率いる支隊員は命令に粛々と従い、この数週間で既にいくつかの異教徒教団を壊滅させている。
連戦に注ぐ連戦で流石に宇宙艦艇「マーマル・アーク」で持参した物資も底を尽き、現在、一行は資源衛星XX0211で補給準備の最中である。精神感応官を失い依然として母星タイタンとの通信手段は<あらかじめ定められた命令書>による片道通行によるものだが、命令によると資源衛星XX0211の某国港湾地区に補給物資がテレポート輸送されるという。グレイナイトの秘密を堅持する意味でも、物資は確実に受領せねばならない。
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補給準備が滞りなく完了しテレポート輸送まで残り1時間を切ろうかという頃、一行の一瞬の気の緩みをついて"ソレ"は起こった。
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哨戒任務中だった"ヘッジホッグ"断罪分隊(パーゲイション・スカッド)の背後に、突如極彩色のバトルスーツを纏った武装部隊が出現し、何の通告もなく威力射撃を開始したのだ!テレポートのエキスパートであるグレイナイトだが、これまで経験の無い<歪み>の揺らぎを持った敵部隊のテレポートに一瞬反応が遅れてしまう。セラマイト合金の鎧が原子レベルにまで崩壊する程の苛烈な銃火器掃射に耐えきれず、分隊員は壊滅寸前まで追い込まれるが、ギリギリのところでテレポート脱出に成功。この先制攻撃が火蓋を切り、"キラキラ⭐︎ユニコーンプリンセス"との戦いが幕を開けたのであった。
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"キラキラ⭐︎ユニコーンプリンセス"は近年ゴッズゲート星域で勢力を伸ばすキンのリーグである。極彩色のバトルスーツやその奇抜な言動、さらにひたすらに戦いを求める様から、多くの勢力からはただの気のふれた戦闘狂とみなされ、相手にされる事すら少ない。しかし宇宙全域に諜報網を持つ異端審問庁は、彼らの言動が極限まで戦闘の合理性を求めた結果によるものであり、非情で危険な戦闘者である事を知っていた。グレイナイトの一部にも情報が開示されており、幸いにも"閃光のローデンツィア"はこれに含まれていたため、"キラキラ⭐︎ユニコーンプリンセス"の危険性をよく理解していた。
バレット卿は極彩色の異邦者の知らせを受けると、敵が"キラキラ⭐︎ユニコーンプリンセス"である事を瞬時に看破した。さらに、先の先制攻撃の規模から敵本陣の手薄を見抜くと、精鋭"ワイルドボア"聖騎士分隊(パラディンスカッド)による敵本陣、指揮官へのテレポートストライクを決行する。
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バレット卿の"無限の門"によるサイキック支援を受け、敵本陣間近にテレポーテーションした聖騎士隊は、行く手を阻む護衛隊をネメシス・フォース・ハルバートのひと太刀で薙ぎ払い、さらに返す刀で指揮官に重傷を負わせる事に成功する。
聖騎士分隊が敵本陣と交戦している頃、バレット卿と彼を守る"コヨーテ"討滅分隊(ストライク・スカッド)は、"ヘッジホッグ"断罪分隊を撃破して勢いづくアインヒルハースガード部隊の猛攻を受け、壊滅の危機に瀕していた。


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バレット卿が再度"無限の門"を開く時間を稼ぐ為、部下を失いただ1人となった"コヨーテ"隊長は単身ハースガードへ特攻を仕掛けるが…4対1、圧倒的な不利状況は覆らず、奮戦虚しく退却を余儀なくされる。
しかし、時間は十分に稼いだ。バレット卿の全力サイキックが"歪み"に作用すると、異空間を繋げる回廊が姿を現した。"無限の門"を駆け抜けた聖騎士達がハースガードへ斬りかかり、熾烈な最終戦となる。
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一進一退の攻防を繰り広げたが、最終的には"歪み"の力を味方に付けたバレット卿自らによる猛撃で、"キラキラ⭐︎ユニコーンプリンセス"の全軍撃退に成功、補給物資も無事に受領しグレイナイトの秘密は守られたのであった。
〜to be continued〜

(2)バトルレポート
というわけでクルセイド初戦、なんとか勝つ事がでしました!というか、しじみさんには初勝利だったので、実こっそり嬉しかったです😊ゲーム的にもどちらかが強すぎるといった一方的な展開にならず、最後はミニチュア1体vs2体までもつれ込む、非常に面白いゲームとなりました。早速振り返ります!

私のグレイナイトは見敵必殺を課せられているので、ナラティブ的に思惑は「目撃者を残すな」(敵を全滅させて、その時残っていたユニットに経験点3pt)を選択、ヴォータン側はアクションすると資源?が手に入る思惑を選択してゲーム開始です。

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初期配置の様子です。青が私のグレイナイトで、左から順にパーゲイション、ストライク&ライブラリアン、パラディンです。赤がヴォータンでボード隅にまとめて配置されています。
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先手はしじみさん。ハースガードをテレポートさせてからの射撃で、こちらのパーゲイションを1Tで壊滅させます。凄まじき火力を目の当たりにし、私は以後ハースガードを見たら真っ先にに殺す事を胸に誓いました。何あのグレネードの弾数…😅
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返す1T目裏、私はライブラリアンのサイキック"無限の門"でパラディンをヴォータン初期配置位置へ突撃できる位置に飛ばし、なんとか(リロールして \(^o^)/)突撃にも成功しました。この時パラディンは自身のサイキック能力でアーマーセーブ+1(実質Sv1+)のカッチカチ状態、ハルバード無双でハースキンウォーリアーに大ダメージを与えます。メディックパック持ちが小賢しい…。
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さて2T目、ハースガードは相変わらずの高火力で軽遮蔽など関係無いかのごとく、ストライクスカッドをゴリゴリの削り、ジャスデカール1体まで削られてしまいます。一方パラディン側はカッチカチ状態のおかげで無傷でやり過ごし、返す刀でウォーロードの撃破に成功します。(だったと思う…この辺り記憶あやふや😅)

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2T目裏、流石にジャスティカールとライブラリアンでハースガード4体の相手は厳しいと、ワンチャン射撃ロックを狙ってジャスティカールはハースガードへ突撃、ライブラリアンはパラディン側に少し引いて、ハースガードからの斜線を切りつつ"無限の門"の射程内にパラディン達を収めます。その後ライブラリアンはパラディン達が討ち漏らしたハースキンウォーリアーをスマイトで片付けた後、門を開いてパラディン達を戦線に戻します。
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ジャスティカールの決死の特攻は、残念ながら有効打を与えず逆に殴り返しでやられてしまうという結果に終わり、射撃ロックも失敗して大ピンチ!

3T目、大ピンチと思いきや、流石はカッチカチパラディンさん。ハースガードの猛攻をモノともせず、白兵込みでも被害を1体までに抑える鉄壁の防御を見せました(軽蔑の鎧を持っていた頃ってこれより硬かったと思うと恐ろしい)。お互い殴り合いで数を削り…
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最後はライブラリアンのスマイトが炸裂して、無事殲滅達成!パラディンズはしじみさんのご指名を受けて最高殊勲も受け、参加点+思惑達成+最高殊勲で計7点の経験点を得る大躍進となりました。
1T目にパーゲイションが全滅した時は、もう駄目だ〜、と諦めたムードでしたが、グレイナイトの硬さ(メインアーミーのスキタリ比)に救われて巻き返す事ができたといった感じです。対戦ありがとうございました😊

(おまけ)
しじみさんとの対戦後、時間が少しあったのでCSMを使われている方ともう一戦させていただきました。私の時間の都合で2T目表で中断、ダイスで決着(一応私の勝ち…ポイント的にもリードしていたので許して!)となりましたが、是非もう一度対戦お願いしたいものです。何やら、自身を"若き"アバドンと名乗る熱狂的なアバドンファンのHQ、という面白設定でプレイされている様子…設定周りも詳しく話を聞いて、ゆっくりゲームを楽しみたいですね☺️

ショートストーリー的には、
"キラキラ⭐︎ユニコーンプリンセス"との激戦を制したローデンツィアが資源衛星XX0211での補給を終え、まさに出発しようとしたその時、謎のCSM部隊から襲撃を受けてしまう。バレット卿は疲弊した戦力では殲滅は不可と判断し、「マーマル・アーク」の最大船足で港湾地区を脱出するのであった…
といった感じですかね(笑)。

第一次ゴッズゲート・クルセイド参戦記-Episode0-

新年早々体調を崩し、楽しみにしていたゲーム会に行きそびれてしまって40k対戦に飢えている今日この頃…そんな欲求を満たしてくれる素敵なイベントが、私がウォーハンマーを始めたきっかけのお店、ウォーハンマーストア神戸三ノ宮店で開催されます。

その名も、
「第一次ゴッズゲート・クルセイド」!

ニューイヤーニューアーミーに絡めて12/24〜1/31の期間で40kの500ptアーミーを準備して、2月〜3月でクルセイドキャンペーンを楽しみましょう、と言う、創作モチベーション↑↑なイベントです。新しいアーミーを始めるのには丁度良いきっかけですし、何よりある程度定期的にゲームができるようなコミュニティでもない限り、遊ぶ事が難しいクルセイドキャンペーンが体験できるのはとても貴重な機会です。自分だけの部隊を作って対戦を通してドラマを紡ぐ…正直大好物な遊び方でしたが、私もこれまで中々遊ぶ機会がありませんでした。Twitterで開催を知ってこれ幸いと早速店舗に足を運び、コンパト購入&エントリーを済ませました。

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カニカス軍拡の合間に気分転換がてらにたまにペイントしていたグレイナイトをチョイス。ニューアーミーかと言われるとちょっとグレーな気もしましたが、数体塗った程度でゲームで遊んだ事も一度もないですし、まぁ許されるだろうと(本当は当時デスガードにお熱で、気合いを入れてコデックス込み込みでデスガードでの参戦を画策していましたが…奥さんがしっかりと私の積み状況を把握しており、お店で釘を刺されてしまいました😅)。
12/24の制作解禁日からせっせとコンパトを作り始め、お正月をフル活用して無事500ptバトルレディを達成しました。これが私のニューアーミーです!
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う〜ん、カッコいい!グレイナイトは1体1体が高ポイントなので、じっくり手をかけられるのが良いですね。私のメインアーミーのメカニカスでこれをやっていたら、たぶん心が死んでいます(笑)

さて、前置きが長くなりましたがここからが本題です。アーミーは無事に用意できました。しかしクルセイドはナラティブなゲーム、設定を作り込めば、面白さが何倍にも跳ね上がるはず!今回は私のグレイナイト・クルセイドアーミーの設定周りについて、

  1. ゴッズゲート・クルセイドとは?
  2. グレイナイトアーミー設定
  3. 設定の経緯
  4. ユニット紹介

の4本立てで綴っていきます!

(1)ゴッズゲート・クルセイドとは?
三ノ宮ストアにゴッズゲートの背景についてまとめた資料が置いてあるのですが、Twitterで公開されていたフリップボードのストーリーをざっくり噛み砕くとこんな感じです。

かつてゴッズゲート星域にて、"データヴォルト"と呼ばれる未知のレリックを奪い合う戦いがあった。見事にこれを勝ち取ったメカニカスのキルチームは、火星への帰路で消息を断ち"データヴォルト"は再び行方知らずとなってしまう。数多の勢力がこれを求めてゴッズゲート星域を訪れることとなったが、帝国はついに異勢力を掃討するクルセイドの発令する。

何だかわからないが貴重なモノがあって、それを求めてわらわらNot帝国勢力が湧いてきたので根絶やしにしようぜ!って感じですね!先日お店に行った時にゴッズゲート星域の生みの親の1人であるBastetさんに直接お話を聞く事ができたのですが、これらの背景はこれまで三ノ宮店で開催されていたクルセイドや、キルチームキャンペーンの結果に基づいて練られたストーリーとの事です。データヴォルトも当時のサウザンドサンのプレイヤーが良い結果を収めた事からサウザンドサンに因むレリックのようですし、ゲームの結果が世界構築に影響を与えるのはナラティブゲームならではですね。今回のクルセイド、私も少しでも爪痕を残せたらなと思い、おじさんになってすっかり萎んでしまった妄想力を振り絞って設定を考えてみました。

(2)グレイナイトアーミー設定
征戦軍名:
第五騎士団 "遺宝の護り手"
征戦支隊「閃光のローデンツィア」
設定:
衛星タイタン<予兆の間>にてゴッズゲート星域への「悪魔の侵攻」が警告された!帝国軍侵攻の影に隠れてたカルティスト達による、悪魔的儀式を憑代にティーンチ・デーモンプリンスが顕現するという。知らせを受けたナハムンド回廊に急行中の第五騎士団"遺宝の護り手"騎士団長モルヴァンスは、同行する同胞らから選りすぐり、カッパーソード支隊長(ブラザー・キャプテン)を中心とした征戦支隊「閃光のローデンツィア」を組織した。彼らは宇宙艦艇「マーマル・アーク」を与えられタイタンへと転進し、衛星軌道上で<英雄の間>からの聖騎士(パラディン)隊と合流ののち連続ワープでゴッズゲート星域へ急行する。だがしかし、最終ワープ工程で<歪み>から現実空間へと浮上する瞬間、第一艦橋が再びイレギュラーな<歪み>に包まれてしまった!「マーマル・アーク」は<歪み>を脱してゴッズゲート星域へ到着したが、その第一艦橋部は艦橋で指揮を取っていた支隊長と精神感応官たちごと失われていたのであった…
司書官(ライブラリアン)のジャンガリアン卿の働きで部隊が再編され任務継続の目処はついたが、精神感応官を失いタイタンとの通信が断絶された一行は、具体的な作戦目標も分からず途方に暮れてしまう。そんな折、<予兆の間>から発信された<あらかじめ定められた命令書>が征戦支隊の前に出現する。
  "命令はただ一つ、見敵必殺"
予見されなかった第一艦橋への襲撃…存在の秘匿を重視するグレイナイトに似つかわしくない命令…"何かがおかしい"…得体の知れない不安を感じつつ、ジャンガリアン一行は策謀と暴力が渦巻くゴッズゲート・クルセイドへと身を投じるのであった。
〜to be continued〜

(3)設定の経緯
いや〜、疲れました!この2〜3日の間、ビルドもペイントもせずひたすらコデックスを読み続けて、妄想に妄想を重ねておりました😅じっくり考えたおかげで、それなりに満足な動機づけが出来たかなと思います。さて、これらの設定はゴッズゲート星域の背景に基づいて考案したのは勿論なのですが、もう一つ、私の思い入れのあるミニチュアのバックボーンを上手く絡めたいなという思いがありました。そのミニチュアというのがこれです!
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Dawn Crown 2022に出展した「✟PRESERVERS✟」という作品です。本選では全く日の目を浴びる事はありせんでしたが、作品を提出した「ボードゲームのお店Schatzi」さんでお客さんから票を頂き、なんとシャッツィ店舗賞 銅賞をいただくことができました!こんなに純粋に嬉しい事は久々でしたので、思い入れ深いミニチュアとなりました。
今回このドレッドノートをクルセイドに絡めるのに当たってのポイントは、

  • 第五騎士団であること(元々第五騎士団専用の、ドレッドノートを強化する策略が好みだったのでゲームの実利を兼ねて作ったミニチュアです。エンブレムも第五騎士団仕様!)。
  • "銅"に関係すること。
  • 歴戦の勇者が何かしらの理由で傷を負い、ドレッドノート化されること(元々のドレッドノートの設定通り)
  • クルセイド開始時点にはアーミーに加えず、遅れてやってくること(このミニチュアは現在シャッツィさんで絶賛展示いただいている最中のため☺️)

あたりでした。
第五騎士団出身のカッパーソード(銅剣)支隊長、クルセイド直前に不慮の事故に見舞われて(負傷)、<歪み>に囚われてしまう(遅れてやってくる)。といった具合です。
気をつけた点は、あくまで主人公はゲームでHQを勤めるライブラリアンのジャンガリアン卿であるという点です。彼や彼の部下についての設定はなるべくガチガチに決めない方針としました。設定はクルセイドのゲームを通して、サイコロの目が紡いでくれるはずですので…。思い入れのあるカッパーソード卿は、どちらかと言うと舞台装置的なの役割ですね。

(4)ユニット紹介
最後に「閃光のローデンツィア」のユニット紹介です。各ユニットで選択したサイキック能力や武器がキャラ付に役立ってくれそうな気がしているので残しておこうかと。

①HQ:ブラザーフッド・ライブラリアン
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クルセイドのトップを務める、司書官"バレット・ジャンガリアン"卿です。ライブラリアンはキャラクター専用サイキックから2種類を選択できますが、ユニットをワープさせるサイキックと、敵ユニットを指定してそのユニットへの味方の攻撃を強化するサイキックの2つを選択予定です。どちらも味方をサポートする能力なので、部下の管理で大忙しな中間管理職的なキャラ付けとしようかなと妄想中です。また、HQだけは武器に何かしら二つ名を付けておこうと思い、右手のストームボルターは"ローデント=バイト"と命名しました。(三ノ宮ストア店長から、「名前を付けておくとゲームで倒した強敵やユニット数などの功績次第で、その武器をレリック的に扱うナラティブプレイが楽しめますよ」という素敵なアドバイスを貰いました)

②トループ:ストライク・スカッド
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5人全員ソード(攻5、貫通-3、ダメージ2)を装備した、絶対マリーン殺すマンです。トループはこの1ユニットのみなので、少々目標確保に不安が残ります。

③エリート:パラディンスカッド

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ターミネーターアーマーはどの戦団もカッコいいですが、個人的にはグレイナイトがぶっちぎりでカッコいい!悪役顔が痺れますね。写真の1番左のミニチュアが特にポージングが上手く決まり、お気に入りです。3人にハルバード(攻6、貫通-2、ダメージ2)を装備して、グラヴィスアーマーまでは気軽に殴りに行けそうです。1体だけ対大物に困った時のお守りとしてデーモンハンマー(攻8、貫通-2、ダメージ3)を持たせていています。余談ですが、パラディンは騎士団のキーワードを持ちません。彼らは各騎士団ではなく、<英雄の間>に所属する聖騎士で、各騎士団の要請に応じて派遣される助っ人的な存在です。このあたりもクルセイドの物語に上手く影響してくれたらなと思っています(ゲームで大活躍してくれた場合は献身的に助けてくれる仲間、反対にまるで活躍無しの場合は腹に一物抱えたスパイ、といったような)。

④ヘヴィサポート:パーゲイション・スカッド
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グレイナイトのヘヴィ枠と言えばドレッドナイトですが、今回は500ptスタートのゲームという事だったので投入すると流石に大味なゲームになってしまいそうでした。とは言え火力は欲しいと、サイキャノン4本にジャスティカールには杖を持たせて投入です。サイキャノンは2ダメ武器ですが、ライブラリアンのサイキックでダメージ+1にできるので瞬間火力に期待できます。遠距離から撃ち続けのが仕事で自分から白兵は仕掛けないので、ジャスティカールの武器は火力よりも策略のスペセ付与を優先して杖を選択しました。

番外編 エリート:ドレッドノート
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支隊長に任命されましたが、開幕いきなり行方不明の"キンクマ・カッパーソード"卿です(写真はシャッツィさんで飾ってもらっているところ)。このユニットは初期ロスターに含めておらず、クルセイド期間中にもしシャッツィさんから帰って来れば参戦させるのもありかなと思っています。スペック的には右手にマルチメルタ、左手にヘヴィフレイマーを持たせた近距離戦仕様です。第五騎士団の固有策略はドレッドノートに対して

  • 移動を6mv→8mv
  • 突撃ロールをリロール可能
  • 突撃していたら白兵ダメージ+1

という強化を与える事ができるので、武器と合わせて近距離では無類の強さを発揮してくれるはずです。ちなみに、普通のドレッドノートのキットにはマルチメルタが入っていません。Bastetさんからミリタルムの戦車用?マルチメルタを譲り受け、キットバッシュしています。

 

妄想増し増しでお送りしたEpisode0でしたが、出来ればシリーズ化して、ゲーム毎の記録を残していきたいなと思っています。とはいえストアに行けるのは土日くらいで、さらに2月はありがたい事にゲーム会の予定もいくつかあるので、はたしてどれだけクルセイドゲームできるものか…こんなに準備を頑張ったのだから、少なくとも4、5回くらいは遊びたいものです😅

負け戦から学ぶ

待望のGW、時間ができたので久々の更新です。先日のデビュー戦以来、ストアでの750pt戦とゲーム会での1000pt戦の2つのゲームを経験しました(快くゲームを引き受けてくれた対戦相手のお二方、拙いプレイにお付き合いいただきありがとうございました🙇‍♂️)。750pt戦ではまだまだ副次目標まで意識が回らずポイント計算すらしどろもどろでしたか、1000pt戦ではこのあたりもだいぶ改善してきてゲーム本来の面白さを少しずつ肌身で感じているところです。
ゲームは凄く面白い!…のですが…今のところ結果は3戦3敗、土の味しかわからねぇ…やはりゲームの醍醐味は勝敗を争うために創意工夫を凝らすところですし、ある程度は勝ちを意識していきたいところ。サイコロ振るだけでハッピー!は卒業したい(実際ハッピーだし、一番大切な要素だと思いますがそれはそれ)。
ということで今回はこれまでの負け戦を振り返って、次なる対戦へ向けて自分なりに考えを整理していきたいと思います。

まずこのゲーム、ゲーム中にやる事が多すぎてゲームが終わって振り返りをしていても、何から手をつけて良いか目星をつける事がそもそも難しい(笑)素人ながらざっくりと下のようにカテゴリー分けして考えてみます。
①ユニットの動かし方
②戦闘の采配
③勝ち方
カテゴリー分けしてみましたが正直これらは複雑に絡み合っていると思います。③のために①②があり、②を有利に進めるための①があり、①②の結果で③の道筋は変わるものでしょう。もう少し具体的に言うと戦場に局地戦がいくつかあったとして、③は「局地戦をどこで展開するか」や「どの局地戦を優先(リソースを割く)すべきか」といった事を考え、①②は「局地戦でどう戦うか」を考えるものといったイメージです。まだまだ勝ち点計算すらままならない私には③を考えるには知識も経験も足りなさそうなので、まずは①②から考えてみると良さそうです。

さて、難しい③はとりあえず脇に置きましたが、①②も漠としていてまだまだ難しい…もう少し絞ります。①②を考える上では大きく分けて2つの見方ができると思います。1つは相手のアーミーに対してどう動くか、もう1つは自分のアーミーの強みをどう出すか。前者は各陣営の特色を知らない事にはやりようが無く経験がモノを言いそうなので、まずは後者を整理してメカニカスの「押し付け」が何かを考えます。

(1)得意な間合いを作る
「メカニカスは射撃が強い」このアーミーを選んだ時から漠然とこのイメージは持っていましたが、いざ対戦するようになっても「遠くから撃とう(*'▽'*)」くらいのフワッとした作戦で戦って来ました。しかし最近の2戦を通して、ベテランの方々は自分の得意な「間合いを作っている」のではと感じています。「押し付け」をするためには、まずは得意な間合いを作ることが早道のように思います。

750ptシスター戦では、開幕先手から戦車の全力移動からいきなり頭を押さえられた形でのスタートとなりました。青丸で示した戦車が、矢印先に潜むスキタリヴァンガード&ラストストーカー&マニプルスから成る主力歩兵の行き先をガッチリと塞ぎます。

750ptシスター戦開幕時(シスター達の白と青の配色が美しい!)

これらの歩兵主力でちょうど青矢印先にあった自陣近い目標物を確保するつもりでしたが、「ふーん戦車か、遠くから重たい砲撃でもしてくるのかな( ̄δ・ ̄)ホジホジ」と初の戦車戦をお気楽に構えていたせいで、まさかの機動力に大誤算となりました。機銃でヴァンガード達が掃討され、ラストストーカーで必死に組み付いて戦車を破壊するも策略の確定爆破ダメージで大損害を被りました(事前に確定爆発の策略ありますよ、と説明してもらっていたのに意気揚々と取り囲むガバガバプレイのせいでもあります(-_-;))。ウォーロードのマニプルスも処され、一番守りたい自陣近くの目標物を守り切れないという散々な結果になりました。

戦車に蹂躙され、中から飛び出たシスターズにウォーロードが処される図

相手がやりたい射撃戦をさせぬよう戦車を使って一気に間合いを詰める…ユニットを使ってこういった「間合いを作る」という戦い方の意識が芽生えた一戦でした。

1000ptネクロン戦では、お互いが射撃に強みがありジリジリとにじみ寄る形でのスタートとなりました。ウォーリアー達が持つ武器は射程の半分で強みを発揮するようで(確か7.5mv以内?)こちらの射程(30mv)と比べると大分短いです。得意なレンジに入られないようにセルべリスレイダー達で20体のウォーリアーズ(写真右側のユニット)に突撃をかまそうかと思っていた矢先、青丸で囲ったスカラベ達が飛来して行く手を遮りました。インドミトゥスを持っているのでスカラベ自体は見たことがあったのですが、漠然とトループというイメージがありました。まさかファストで10mvも飛来してくるとは…しかも傷は4、まさに肉の壁といったところです。

1000ptネクロン戦1ターン目相手先手後(数で圧倒するウォーリアー達。再生プロトコルの恐ろしさはこの後すぐに体感することに…)

スカラベ達を掃討している間にウォーリアー達はジリジリと前進し、こちらの初期配置範囲内にある目標物は数の暴力で制圧されることは火を見るよりも明らか…。ウォーリアー達は倒しても倒しても蘇ってくるし、しかもなぜか後列で死んでも前列で蘇ってジリジリと前進までしてしまう。

三十六計逃げるに如かず、本陣は放っておいて逆サイドから敵陣を狙います

これはダメだと方針転換、空いている逆サイドを進軍して本陣の代わりに敵本陣を得る作戦をとりました。ラストストーカーの再配置策略も上手く機能して何とか作戦通りに事は運びましたが、ネクロンHQのレリックでウォーリアー残党もろとも私の陣深くにワープ。そのままテレポート誘導装置修復の副次目標で勝ち点を重ねられ、敗北となりました。

ス「ウォーリアー達の背後からどうやって!?」
ネ「ワープです!エリートネクロンには、もはや距離など関係ないのです!」

相手にが嫌がる間合いにユニットを置いて移動を阻害すると共に弾除けとしての役割を持たせる…捨てユニットを使った「間合いの作り方」もあるんだなと身をもって学んだ戦いでした。

(2)メカニカスの間合い?

さて、この2つの負け戦からメカニカスの間合いの作り方を考えてみます。豊富なビークルによる砲撃はもちろん、スキタリレンジャー&ヴァンガードの射撃性能対ポイント比はなかなか強力な部類にいるんじゃないかと思っているので、間合い自体はもちろん射撃戦を主軸に据えます。
肝心の間合いの作り方ですが…シスターを見習っての戦車を使った方法はどうでしょうか?デューンライダー(輸送車)にせっせとスキタリ達を詰め込んで…いやスキタリじゃ駄目だ。敵陣ど真ん中で射撃しか能のない兵を放出してどうする(-_-;)、ラストストーカやら電気坊主やらを詰め込んで…まぁ戦い方としてはなくはないかもしれませんが射撃戦というコンセプトからは大外れです。戦車で敵陣に突撃したとして接敵状態の敵ユニットは撃てないので、自陣で控える主砲を備えたビークル達が完全に「大佐、邪魔です、どいてください」状態です。
では、ネクロンを見習って捨てユニットを配置して敵軍の接近を阻むのはどうでしょうか?足が速いユニット…セルべリスレイダーはバトル開始時に移動もできるし敵陣深いところで敵を釘付けにできるぞ!スピードこそレイダーに劣るがサルファーハウンドはパンチ力もある!
………うぅぅん傷"2"ぃ!!ネクロンのスカラベ壁は傷4という耐久力と安いコストがあって初めて輝いているのですね。スキタリの馬たちはリアルコスト&ペイントカロリーが尋常じゃないので、数作って無理やり肉の壁とするのも無理がありそうです。戦車そのものを敵軍と自軍の間に配置して射線を切る、という方法は無くはない気がするのですが、空の輸送車を戦線に放り込むのは輸送車としての機能を放棄していて本来の役割を果たしていない分コスト比が高いように思いますし、戦車そのものを戦線に放り込むのは後方の高火力部隊を守りたいというコンセプトから外れます。

うんうんと悩んだ結果、おぼろげながらメカニクスの間合いが見えてきました。敵が進軍してくるから間合いが詰まる。これは揺るぎようのない事実で、この進軍を阻む術は考え得る限り無い……………
……………だったら端から順に消してしまえば良くない?減った分、間合い空かない?
自分でも驚きの力業に辿り着きました。今までは攻撃対象を漫然と選んでいましたが、足が速くて切り込みが強いユニットを優先して仕留められるような配置を意識して、各個撃破に徹する。
これが、メカニカスの間合い…!


と、興奮冷めやらぬ気持ちで筆を取ったのですが、つらつらと書き進めていてはたと気づくことがありました。
これ、「遠くから撃とう(*'▽'*)」から何も進歩していない…
いやいやこんなに考えたんだ、そんははずはない。意識が変わったので、
「信念に基づいて、遠くから撃つ“(*`ε´*)ノ 」くらいには進歩していることでしょう。

今回は間合いについて考えてみましたが、せっかく①②③に分類してみたので、ゲームを通してこれに基づいて戦い方をブラッシュアップしていきたいものです。

40kデビュー戦を終えて

相変わらず仕事が忙しくてなかなか満足に趣味活動できていませんが…先日ついに、40k対戦デビューを果たしました!🎉一年近くコツコツ作ったアーミーを並べて、動かして、サイコロを振る!最高のゲーム体験でした。わかりやすくゲームの流れを説明しながら進めてくれた対戦相手の方はもちろん、場所や相手を調整してくれたお店や、動かし方や策略の使い所をアドバイスしてくれた通りすがりのお客さんに大感謝です。

せっかくの初ゲームなので事あるごとに写真を撮って後からゲームレポートを残そうと考えていたのですが、実際プレイしてみると考えることが多すぎてほとんど写真は残せず…😅立派なレポートは無理ですが、ゲームの様子や振り返っての反省などを残してみようかなと思います。以下、ざっくりとですが我がアデプタス・メカニカス軍の陣容です。

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①HQ:テックプリースト・マニプルス
手持ちではドミナスの方が古株ですが、見た目が可愛いのでこちらを採用。
②トループA:スキタリ・レンジャー
トランスウラニック・アルケバス(スナイパーライフル)を装備。自軍深くからの狙撃を狙います。
③トループB:スキタリ・ヴァンガード
プラズマキャリバーを装備。接近戦でのデバフ能力に期待。
④エリート:シカリアン・ラストストーカー
対戦の前々日くらいに突貫で完成😅手持ちが射撃ユニットばかりだったので、接近役も必要なのかなと急遽編入
⑤ファスト:サーベリス・レイダー
馬。見た目が好みでで軍拡初期に作った思い入れの強いユニット。動画やレビューを見るととても強いらしいが…?
⑥ヘビィ:オナガー・デューンクローラー
火力の要。マグネタイズしたおかげで主兵装を換装可能で、今回はニュートロンレーザー(一撃必殺ビーム)を選択。

お相手のスペースマリーン(ブラッドレイブン)と比べると自軍は倍近い駒数で、さらに今にも壊れそうな扱い辛そうな見た目…初心者なのだから最初はマリーンで挑戦してみれば良かった😅と内心ヒヤヒヤしながらゲームスタートです。

アーミーの動かし方や戦闘の方法はしっかりとコアブックとコデックスで予習していたのですが、戦場の構築方法や目標の決定などゲームプランの決め方は予習が甘く、対戦相手の方に手取り足取り教えていただきました。ダイスロールでミッションが決まるのは非常に面白いですね。どんな局面でも戦えるような編成を考える必要が出て考える幅が広がる非常に良い要素だと思います。
構築した戦場はこんな感じです(写真はおそらく2ターン目開始?構築直後は撮り忘れたようです😅)
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縦長の戦場で4つの目標物が存在し、一度確保した目標物はユニットが居座り続けなくとも確保中とみなすことができるルールです。私のアーミーはどちらかと言うと射撃寄りと思っていたので、グイグイ攻め込んだ方が良いこのルールとは相性があまり良くない感じです。写真上半分(A戦場)と下半分(B戦場)を中央のテレインが遮り、主戦場は2つに分かれました。
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私側から見た戦場です。A戦場側はデューンクローラーと対戦相手エラディケーターが睨み合う遠距離砲撃戦。B戦場側はアウトライダーの猛進をラストストーカー&ヴァンガードで受け止める接近戦の陣容です。2階建のビルにはレンジャーを配置してA戦場とB戦場の両方にスナイパーライフルを効かせます(スキタリに見惚れた時からこの高所へのスナイパー配置は絶対にやってみたかったので感無量!☺️)
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(スナイパー別アングル)

とまぁ配置時点で興奮度Maxでいざゲーム開始!

A戦場側はデューンクローラーとエラディケーターの激しい撃ち合いでお互いに徐々に戦力を削り合う展開となりました。エラディケーターは一瞬でデューンクローラーを消炭に出来るくらい火力があると思うのですが、ダイス運に恵まれて全壊はなんとか回避!煙をプスプス上げながらなんとか応戦。こりゃあかん、と持ち前の機動力を持て余していたレイダーをサポートのつもりで突撃させてみたのですが…これは完全に悪手でしたね😅
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(果敢にエラディケーターに組み付くも1ダメージも与えられないお馬さん。そして建物裏から忍び寄る死神)
接近戦に入ってしまったのでデューンクローラーで射撃できなくなり、さらにレイダーの貧弱な白兵攻撃ではまるでエラディケーターの防御力を突破できず…挙句の果てにインターサッサーにぐるっと取り囲まれてタコ殴りにされてしまいました😭一切の活躍無し!

B戦場側はHQを守りながら歩兵部隊でゆっくりとした進軍で目標物を目指しますが…
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(閣下危ない!ルールを意識した陣形)
凄まじいスピードで距離を詰めるアウトライダーとサイキック能力で致命ダメージをバシバシ決めてくるライブラリアンに阻まれます。
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(ライブラリアンはビル上のレンジャーからは見えない絶妙な配置!)
カニカスはサイキック能力が無いのでサイキックの予習が疎かになっていたのですが…サイキック=ヤバイと学びました😅スマイトで簡単に致命が入るので、傷1のヴァンガード達がバタバタと薙ぎ倒されます。さらに線上の兵にも致命が入る?サイキック能力が恐ろしく強く、HQを狙われるついでにヴァンガード達が処理されてしまったのも痛い!満身創痍になりながらもなんとかアウトライダーへの突撃が成功します。
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(本当は先にヴァンガードを接敵させたかった😅)
ここでかねてより温めていた必殺コンボ、
白兵技能+1の命令教条!
白兵攻撃力+1の万機械讃歌!!
攻撃回数+1の策略!!!
を全力発動してアウトライダーに壊滅的なダメージを与えることに成功し、B戦場側も一進一退の攻防となりました。(※実は私が色々勘違いしていて、大幅に自分有利な処理をしていたと後で気付きます…平謝り🙇‍♂️快く継続してくれた対戦相手に感謝です)

とここまでで大体3ターン目くらい。後はそれぞれの戦場でそれぞれが同じくらいのペースで戦力を消耗して、最終的には各HQと少数のトループだけが残ってゲーム終了となりました。ポイント集計の結果は残念ながら僅差で負けてしまいました。スペースマリーンの固有副次目標がとても強いですね。細かなアーミーの動かし方で着実にポイントを取り続ける事ができるので強いだけでなく使いこなすのに頭も使うよい要素だと思います。結果こそ負けでしたが、私としてはこんなエキサイティングなゲームが体験できて大満足でした。

デビュー戦を終えていくつか反省点やわかった事があったので後学のために残します。

  1. 自分のアーミーの基本スペックと主兵装くらいはパラメーターを覚える。
  2. 慣れるまではアーミー内で選択制の武器種は多くても2くらいに留めておく。
  3. 使いたい特殊能力は予め絞っておく。
  4. 射撃が強い兵の射線が効いているからと言って恐れずに進軍するべき(そういった射撃はこちらの大物を狙うはずなので)。
  5. サイキックはヤバイ

特に2はレンジャーアルファやヴァンガードアルファに格好良さ重視で固有武器を付けまくっていたのが仇となり、能力参照のために何度もコデックスを開くなど、かなりゲームペースを阻害してしまったと思います。慣れるまでは全て同一武器、多くともプラズマキャリバーを1本積むくらいが丁度良いかなと思いました。他、細々としたユニットの動かし方の反省点や(特に馬)、どうやって動かすべきなのかも考察してみているのですが、それはまた別の機会でまとめようと思います。

一度ゲームを経験すると、あれも使ってみたい、これも使ってみたいと自軍を拡張する夢が広がりますね☺️これまで作るだけでも十分楽しめていましたが、より一層の深みに入り込んだ気がします😅

最近の趣味事情

久々の投稿です。

ここのところ仕事が忙しかったり、別の事に時間を使うことが多くてなかなミニチュア製作できていませんでした \(^o^)/

元々色々やってみたい(と言っても全てインドア)タイプで、TVゲームやカードゲーム、映画鑑賞などが好きで、最近はこれらが再燃。せっかくなので記録しておこうかなと。

 

①TVゲーム

ダークソウル3を初クリアしました!ソウルシリーズは無印、2とクリアしていて、3も途中(生贄の道あたりだったかな?)まで進めていたのですが力尽きて放置、数年越しに再スタートしての制覇です。いや〜、面白かった!前作を知っているとニヤリとする要素も仕込まれていて終始ワクワクしながら遊べました。クリアまでだいたい40時間くらいかな?会社が終わってから1日1時間くらいのペースでまったり進めていましたが、エルドリッチは難し過ぎてさすがにガッツリ休日使って何度も挑戦しました(笑)。その分倒せた時の達成感は凄まじくて、久々にTVゲームにのめり込めました。名作ですね👍

②カードゲーム

マジックザギャザリングを5年程前から再開しました。マジックに出会ったのは小学生くらいの時で(初めて買ったのはインベイジョンの青黒構築済みデッキ)、飛び飛びですがオンスロートくらいまでは細々と遊んでいました。今だと値段がつくカードも当時は持っていたと思いますが、大学進学で一人暮らしを始めるのをキッカケに全て処分…本当に勿体無い😢

社会人になってしばらくは仕事が忙しくて遊ぶどころでは無かったのですが、異動で余裕ができて、さらに交友関係もオタク寄りに変化。懐かしの遊戯王カードを遊んだりしていたのですが、そこでふとマジックを思い出し大人の財力もあってドップリはまっています(笑)

元の職場に戻ってきてからも1人細々と店舗の大会に出たりしていたのですが、流石にスタンダートを追えるほど時間に余裕も無く、最近はレガシーを主軸に置いています。コロナで1年近く大会にも出ていなかったのですが、年末落ち着いたあたりで何回かFNMに出て、「やっぱりマジック面白い!」と再燃中。もう少し頻繁に大会に出れたら顔見知りも出来ると思うのですが、仕事も忙しくなかなかそうも行かないのが辛いところ…目下の目標はマジック友達を作る、です💪

③映画鑑賞

流行りのスパイダーマン、凄く観に行きたい…!せっかくの映画は奥さんと観に行きたい所なのですが、奥さんがマーベル映画を全くフォローしていない…では予習するか、と最近ディズニープラスに入会してなかなかのペースで消化中です。

アベンジャーズ

・エイジオブウルトロン

シビルウォー

スパイダーマン フロムホーム

・インフィニティウォー

・エンドゲーム

ここまで長かった…ただ私も内容すっかり忘れていたのでほぼ初見のように楽しめました。やはり頭を空っぽにして観れる映画は良い☺️

近々ノーウェイホームも観に行きます。

ウォーハンマー

塗るスピードは落ちましたがしっかりハマってます。年末のバトルフォースもメカニクスを増強(ただし未開封😅)

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さらに少し前にメカニクスの旧キルチーム箱がヨドバシで格安で売られてたのを見つけ、ちょうどマニプルスが欲しかったので購入しました。

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カッコいい…造形的にはドミナスよりマニプルスの方が好みなので編成の際はHQをどうするか悩みそう…

さらに!これだけメカニカスばかり塗ってると流石に飽きてきたため、2ndアーミーとしてグレイナイトにも手を出し始めてしまいました \(^o^)/

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カニカスが割と低ポイントで数が多いアーミー(私がスキタリ好きだから…?)なので、反対にエリートアーミーを作ってみたい気持ちが元々ありました。何かないかなぁと調べているうちにグレナイトを紹介した動画に出会い、そこで魔法剣士に例えられていたのが気になって詳しく調べたところ、ターミネーターアーマーのカッコよさに一目惚れしてすぐさま購入…こんな調子で2ndアーミーで留めておけるのか甚だ心配😅

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今ある技術を費やして丁寧に仕上げたられたと感じてるので、自分的には満足な出来です!コンバットパトロール箱も良さげなので、これを購入して本格的に編成しようと画策中。

しかしメカニクス、グレイナイト共に赤とシルバーを中心にしたカラーリングなので、ある意味飽きがあり…早くも体が第3のアーミーを求めている??😅